生活を支える重要なインフラの1つである「電気」。

その電気設備工事を請負う会社、mtr株式会社様のロゴマークを作成させて頂きました。

●「フォント（書体）について」
mtr様が拠点を置く大阪のある街並みの一部を抽出し抽象化させた ものに社名「mtr」の3文字を重ねあわせ3つの意味合いを持たせました。

1.「私たちがあたりまえに電気を使える生活環境を作っている会社」というイメージを3文字にのせています。

2.「ある街並み」とあえて不特定にしているのは、mtr様の対応業務内容が「コンセント・スイッチの設置工事」をメインとし、現場により応じる業務を変える事ができる、大きく言うと「1つの業務にとらわれない」という事に重ねてこの表現をさせて頂きました。

3.フォント（書体）が45°傾けているのは、「スピード感」を表しています。ロゴマークを見る人に「仕事が早そう」であったり、施工後「電気や通信がスムーズに使えそう」といったイメージが与える事ができればと思っています。

●「ロゴマーク内の大小2つの正円について」 大小の正円についても3つのストーリー性をもたせています。

1.白の大きな正円の左半分を方角「東」、右半分を「西」と設定します。そして右上の小さな正円を「太陽」に例える事で、日没が近づいている事つまり、夜が始まる事を表しています。(画像1)

2.夜になると、生活をする上で必要になってくるものの1つに挙げられるのは「光」であり「照明」。暗くなり始めるころに「電源・スイッチを入れて視覚的に何ら不自由のない生活を送る」という今やあたりまえの生活の1コマに、小さい右上の正円を「照明」に、中央の大きな白の正円を壁に映った「光」をイメージと落とし込んでいます。

3.「光」に見立てた中央の正円に「mtr」の社名を配置したのは、照明がつくのと同時に光の中に社名が浮き上がり「1.フォントについて」の項目でも記載させて頂いた「私たちがあたりまえに電気を使える生活環境を作っている会社」というイメージに繋げているという流れを表しています。また、社名幅に白の正円をジャストに合わせているのは、「会社の誠実性（きっちりしている）」を表現したいと思い、この様な形で表現しています。(画像2 画像3)